こんにちは。Yoshiki-ojisanです。
台湾に住んでいると旧暦のイベントがいろいろあって季節を楽しめます。
今回は元宵節に関する記事です。
はじめに元宵節とは?
元宵節とは旧正月後の満月の日のお祝いで中華圏での習慣です。
日本の小正月と同じようで日本も古くはこの小正月までが松の内となっていたようです。
台湾でランタン祭りと言えば平渓天燈節が有名ですが台湾各地でもランタンを上げたり山車が出たりなどのイベントがあります。
台湾の人たちも正月の締めくくりとして盛り上がるイベントのようです。
元宵節に食べる縁起物は?
元宵節に食べる縁起物としてはその名の通り「元宵」があります。
元宵とはもち粉を使ったもので、中の餡は甘い物では小豆、落花生、胡麻、砂糖などがあり、しょっぱいものでは肉や野菜などが入ったものがあります。
デザートとして食べるならやっぱり小豆や胡麻餡が入ったものが美味しいです。
百貨店で実演販売していた
高雄の巨蛋漢神百貨店のB1で実演販売をしていました。
毎年恒例でこの時期に期間限定で出展しているようです。
まずは中身の餡を大きなざるにあけてもち粉をまぶしていくようです。
ざるの上でころころと転がして粉を付けて、水をつけて、また転がして粉を付けるの繰り返しで大きくなります。
数人のお客様も並んでいて作っても作っても追いついていませんね。
大人気です。
またよく似たもので湯圓という物がありますが、原材料は同じで作り方が違うようです。
どう違うのかとても知りたくなってきました。
元宵と湯圓の違いを実食で観察
下の写真の上が元宵、下が湯圓。
検証しやすく中身は同じ胡麻餡にしました。
見た目の違いは元宵の方が粉っぽいというくらいです。
茹で上がりにもあまり差がありません。
見た感じの違いは機械で作ったか、手ずくりかの違いくらいです。
右側が元宵、左側が湯圓です。
実食‼
はっきりいって私にはふたつの違いがわかりません。
台湾人にどう違うのと聞くといろいろ意見が出てきますが、
私の感想は日本で例えるなら、鯛焼きと大判焼きの違いでしょうか。
形が違うので商品としては違いますが、外国人からしてみたら形が違うけど中身は一緒でしょ。
という感覚ではないでしょうか。
各地のランタンフェスティバル
この期間は台湾各地でランタンフェスティバルが開催されています。
それぞれ見どころがたくさんあって楽しそうなイベントばかりです。
台北のランタンフェスティバル
2月11日~20日まで台北では劍譚站-士林站-芝山站のあたりでやっているようです。
中国語ですが、イベント情報はこちらにあります。
台中のランタンフェスティバル
台中では2月12日~20日まで台中文心森林公園で開催しています。
こちらは大きな公園でいろいろなオブジェがあったり山車も出ているようです。
台湾yahoo新聞で取り扱いされていました。
ここでもたくさんの人の賑わいがあるようですね。
台南のランタンフェスティバル
台南では月津港で1月22日~2月28日まで開催しています
その他あちこちで燈籠が飾られているところがあるようなので
台南地区の検索は「台南燈節2022」でgoogleって入れるとあちこち出てきます。
高雄のランタンフェスティバル
高雄市では2月1日~28日まで衛武營と愛河湾で開催しています。
どちらも魅力的です。
両方ともとても大きな規模になっているようです。
まとめ
今回の記事のランタンフェスティバルは例年であれば海外からもからたくさんの観光客が来ているはずです。
台湾は旧暦のイベントや西暦のイベントなど年間行事がたくさんあります。
是非、機会がありましたら行ってみて下さい。
季節の行事を楽しむことで心に豊かさが出てくる歳になりました。
yoshiki-ojisan
コメント