台湾は安全⁉実は一番注意が必要|とても危険な交通事情

海外生活

こんにちはyoshiki-ojisanです。

今回は台湾の交通事情についてお知らせしたいと思います。

昨今では台湾に旅行したい人や、台湾で生活してみたいと思っている人はとても多くなっていると思います。

しかし台湾のお国事情を知らないと大変な事になる事もあります。

ですので台湾に行ってみたいという人は必ず見て下さい。

不安を煽るわけではないですが、これを知らないと台湾で安全な生活は出来ないと言っても過言ではありません。

はじめに

台湾は皆さんご存じの通り親日国で隣国として政治面でも国民感情面でも日本とはとても良い関係の国です。

台湾は国民性も良く、生活していく上での安全面もとても良いと思います。

台湾で生活するメリットやデメリットもありますが基本的にとても住みやすい国だと思います。

そんな記事も別にありますので合わせて見てみて下さい。

そんな台湾で絶対に気を付けなければいけない事があります。

それは交通事故がとても多いという事です。

交通法、交通マナーなどの指標はありますが、守る人はいないのではないかと思うくらい交通ルールやマナーを守りません。

そんな環境で日本人が日本の常識で生活していたら間違いなく交通事故に巻き込まれます。

そうならないためにも台湾の交通事情を知っておいてください。

交通事故情報

2020年台湾全国での交通事故件数を日本と比較してみると

2020年日本台湾
交通事故総数309,000362,393
死亡事故2,8392,972
人口約 1億2,610万人約 2,350万人

資料は以下のサイトを参照しました。

台湾交通事故情報|道安資訊査諒網

交通事故統計快覽 - 道安資訊查詢網

警察庁

統計表|警察庁Webサイト

2020年の統計表ですが、おおよそ日本の人口が約1億2,610万人。台湾の人口が約2,300万人。

約6分の1の人口の台湾の方が交通事故、死亡事故ともに多くなっています。

数字だけを見てもわかりますが、実際に住んでみると生活実感としてもうなずける数字だと思います。

それほど日常生活をしている中で交通事故を目撃します。

交通事故数は人口比率で日本の6倍もあるので間違いなく日常生活で注意が必要と認識しましょう。

交通事故数は人口比率で日本の6倍もあるので間違いなく日常生活で注意が必要と認識しましょう。

交通事故ニュース

googleやyou tubeなどで台湾交通事故映像と検索するとたくさん出てきます。

どんな事故になっているのかまずは見てみて下さい。

台湾旅行解禁の前に知っておいてほしい 現地交通事情の深刻さ(田中美帆) - エキスパート - Yahoo!ニュース
台日の架け橋だった作家の事故死 10月18日、台北近郊の淡水地区で交通事故があった。デリバリーのバイクが前を走っていた自転車に追突。自転車に乗っていた人は頭部を強打して台北市内の病院に緊急搬送され、3

まさに想像できない運転からの事故が多いです。

思いがけない危険な行為

我々日本人は普通に歩いているだけなのにと思いますが、実はそれがとても危険な行為だと気づかないとまさに命とりになります。

横断歩道は歩行者優先ではない

台湾の道路交通法では一応横断歩道は歩行者の為で歩行者優先になっているようですが、

実情はそんな気配は全くありません。

横断歩道を歩行者が歩いていても目前で一時停止して歩行者を先に横断させるという事はありません。

なんなら車が先に行こうとアクセルを踏んできます。

横断歩道を渡るときは黄色信号を渡るような気持ちで注意しながら渡りましょう。

交差点で信号待ちをするときは

交差点で信号待ちをするときに気を付けることは、

一応 車道と歩道には段差があったり、白線が引かれていたりと境界はあるのですが、

右折車は(台湾では日本と反対通行で右側走行ですので日本でいう左折です。)路肩に乗り上げたり、白線を乗り越えてくるのは普通です。

日本でいう左折してくる車の巻き込み事故にあたるような状況です。

ですので交差点の段差の近くや白線ギリギリのところに立っていると巻き込み事故にあってしまう可能性があります。

感覚的には境界線は目安であって乗り越えてはいけない物ではないという認識くらいです。

交差点で信号待ちをするときは少し内側に下がって立ちましょう。

信号無視はよくあります

信号無視はほんとに良くあります。

特に南部では小さな交差点では例え赤信号でも横から車が来ないと思ったら渡ってきます。

信号無視の右折は普通だと思うくらい日常的です。

赤信号を無視するドライバーが見ているのは横から来るバイクや車です。

歩行者は目に入っていません。

ですので運転手が自分を認識しているだろうという思いは勘違いです。

例え歩行者信号が青でも携帯を見ながら歩いたりするのは赤信号を渡っているのと同じくらい危険だと認識した方がいいです。

また、歩行者信号が青になってすぐの時はアクセルを踏み込んだ車やバイクが突っ込んでくることが多いです。

青信号は優先、安全と思ってはいけない

小さな路地でも徐行せずに走るバイク

信号機が無いような細い路地でも車やバイクは徐行運転はしません。

小さな路地の交差点でも一時停止なんてしません。

ですので当然出合いがしらの事故は多いです。

私の勤めている会社の前に小さな路地の交差点がありますが、その交差点では毎月必ずと言っていいほど出合い頭の事故があります。

多い時は週に2回あるときもあります。

この交差点は呪われているのかと思いそうですけど、そうするとたぶん台湾中の交差点は呪われています。

狭い路地でも車やバイクは徐行運転はしない

タクシーの乗り降りでの注意

最近ではだいぶ良くなってきましたが、ひと昔前のタクシーはほんとにガラが悪かったです。

台湾の女の子も一人ではタクシーに乗りたくないという子もいたくらいです。

今でもそんなドライバーも残っていて、ちょっと古い車のタクシーには注意しましょう。

そんなドライバーは運転も乱暴です。

後部座席でもシートベルトは必ずしましょう。

今度はタクシーから降りるときの注意ですが、車が歩道に幅寄せして止まっているにも関わらずにバイクが割り込んできます。

そこでドアを開けるとどうなるかというと、当然バイクが突っ込んできますよね。

またそのバイクもスピードが出てたりしてほんとに想像ができないです。

タクシーに乗るときはシートベルト着用。降りるときはドアを開ける際に後方確認。

一般道でも暴走してくる

一般道を走っている車は車線変更にウインカーを出して安全確認をするという事はありません。

先に行きたい車は隙間があればどんどん入っていきます。

私から見ると相手の車が避けてくれるだろう、ブレーキを踏んでくれるだろう、という思いで割り込んでいるとしか思えません。

車やバイクには譲り合いはありません。自分が行きたい道を行く。

まとめ

とてもフレンドリーな台湾人。

電車内では優先座席があり例えその席が空いていても座ろうとしない事もあります。

総合的に見ても人に譲り合いが出来て、何事にも謝謝(ありがとう)という言葉がいえるおおらかな印象がありますが運転すると豹変してしまうのはずっと考えていてもなぜだかわかりません。

この現状を認識して道を歩く時に注意しなければいけない事を理解していれば事故に巻き込まれる事も少なくなると思います。

例え相手が100%悪くても事故にあって怪我をしたり最悪な事になってしまったりするのは何の特にもなりません。

「あんな運転をして!」と腹を立ててストレスを感じるよりもそれが日常だと理解して、自分が気を付けることが一番良いと思います。

皆さんの台湾での生活や旅行が楽しい良いものになるように願っています。

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