台湾大好き‼ でも台湾生活で困った事もぶっちゃけます。
私は仕事で年間300日以上海外出張をしているもうすぐ50歳のおじさんです。
シンガポール、香港、マレーシア、台湾などアジア圏を中心に飛び回っていましたが、現在は感染症の原因で各国の往来が厳しくなり、台湾に長期滞在しています。
そこで海外生活で困った事や海外あるあるなどその時の解決方法、エピソードなどをお伝え出来ればと思っています。
まずは現在長期滞在している台湾について。
台湾とはどんな国?
まずは台湾の概要
1、面積 約3万6千平方km(九州より少し小さいくらい)
2、人口 約2,360万人(2020年2月)
3、主要都市 台北、台中、高雄
4、言語 中国語、台湾語、客家語
5、通貨 新台湾ドル(1新台湾ドル=3.95円 21年9月現在)
6、気候 北部 亜熱帯地域 南部 熱帯地域
7、親日国 世界中からみても大の親日国です。
台湾の賃貸住宅の相場、間取りなど
まずは台湾生活となると住居
台北と地方の都市とではやはりかなりの違いがありますが、
台北市内でワンルームを借りると大体1万元~1.5万元(日本円で約4万円~6万円)です。
南部の高雄市に行くと8千元~1.3万元(約3.2万円~5万円)くらいです。
お風呂はシャワーのみの部屋が多いです。
キッチンもワンルームの部屋にはほとんどありません。流しがあるくらいです。
浴槽やキッチンのある部屋を探したい時は2DKなどの部屋を探せば付いている事もあります。
しかし、ワンルームなどの部屋には家具付きの物件が多くテレビ、洗濯機、冷蔵庫、ベッド、冷房など最低限の物でよければ新しく購入する必要はありません。
また、マンションの一階に管理人のいる部屋を借りると手紙や宅配荷物など代わりに受け取ってもらえます。
その他タクシーを呼びたい時なども呼んでくれるので便利です。(私は以前救急車を呼んでもらいました。正直これは命に係わるかもしれない時など自分で救急を呼べない人は必須です。このエピソードはまた違う記事に書きます。)
食事は美味しく、安い
海外生活に重要な食事事情
台湾は基本的に食事は美味しいです。
日本人の口に合う物もたくさんあります。
しかもローカル食は安いです。
台湾は外食文化が盛んなので、ローカルの外食は安いです。
高雄市の物価ですがチャーハンが60元から。
小籠包も60元くらい
コンビニでお弁当やおにぎりを買いたいときはやはり少し割高ですが、実は台湾のコンビニは通常でも割引販売をすることがよくあります。
よくある割引は同系列の商品は2個目は25%引きや2個目は10元になったり。
また、販売期限の7~8時間前から割引販売をします。
0時で販売期限になる商品は夕方5時から割引されます。
写真の7折シールは7掛という意味で日本でいう30%引きの表示と同じ意味です。
「これから晩御飯の時間なのに割引してもらっていいんですか?」
と思いながら私もよく利用してます。
またコンビニのアプリを使うともっと安いセールもあります。
台湾の人は100%好きな言葉「買一送一」一つ買うと一つおまけ
このイベントもよくあります。
また、百貨店のフードコートでは150元~300元くらいで食べられます。
しかし、 しかしですが スタバのグランデラテは120元します。
やはり外資の飲食は割高です。
本格的な日本食を食べたい時はそれなりに高くなります。
是非ローカル食で過ごして週一くらいで日本食みたいにすると食費も結構安く収まりますね。
家庭の水道水事情
水道水は飲めない
次に水道水(飲み水)事情
台湾の水道水は基本的には飲めません。
一部家庭では浄水器をつけているようですが、性能がいい物は結構お高いので私は近くにある飲み水ステーションで買います。
しかしこの水でも一度煮沸してから飲んだ方がいいと言われます。
また台湾の特に南部の水はとても水が硬い硬水のようです。
私は実感がないのですが、女性は髪の毛を洗うと髪がゴワゴワ、パサパサになるらしく自分にあったシャンプーとトリートメントを見つけるのが大変だそうです。
人によっては歯磨きや髭剃りに水道水を使うと肌に合わないという話も聞いたことがあります。
その人たちはうがいや洗顔にもろ過水やミネラルウォーターを使うそうです。
ここまで書くと「そんなに‼」と思う方もいると思いますが、私は全然大丈夫です。
お風呂、洗髪、髭剃り、歯磨き、すべて没問題(問題なし)です。
敏感肌な方たちは注意しましょう。
夏場はよく給水制限がある
特に南部ですが梅雨の時期に降水量が少ないと夏場はよく給水制限があります。
台湾の建物は大体屋上に貯水タンクがあるので少しの時間は大丈夫ですが、数年に一度は深刻な水不足になるときもあります。
南国的な気候
南国的な気候です。
台湾の気候は亜熱帯、熱帯気候です。
2月後半から4月初めくらいまでは昼は暖かく夜は涼しいくらいで比較的に過ごしやすいです。
4月に入ってからだんだん暑くなってきて4月後半くらいには各家庭で冷房にスイッチが入ります。
5月、6月は雨の季節になって
7月~9月は台風の季節です。直撃した時の自然の猛威は恐ろしいくらいです。
看板は飛んでるし、街路樹はなぎ倒されるし。
また台湾は湿気が多く革製品はこまめなメンテナンスをしていないとすぐにカビが生えます。
ひと夏タンスの中で過ごした皮ジャンは間違いなくカビだらけになっています。
洗濯物もすぐに干さないで油断をしているとすぐに生乾きの嫌なにおいがしてきますので注意しましょう。
秋の季節感は短く12月中旬の2週間くらいでしょうか。
12月でも暑い日もあり日中は半袖でいい日もあります。
台湾の冬は台湾生活1年目の人は「あーやはり台湾の冬は寒くないんだなあ」と感じます。
それが2年目になるとやっぱり冬は寒くなるんだなと感じて、
3年目の冬は暖房器具を買う事になるでしょう。
先にも述べましたが台湾の部屋には家具付の部屋が多いですが、基本暖房は有りません。
エアコンは殆どが冷房機能のみです。
3年目の冬を越えようと思うと暖房器具が欲しくなりますが、ほんとに寒く感じるのは2~3週間くらいですので暖房器具はその期間しか使いません。
危険な虫達は日常的に存在
害虫、危険な虫達は日常的に存在します。
熱帯地域ではとても危険な「蚊」
まずは 「蚊」 です。
日本ではあまり流行する事はないですが、南国で蚊は病原体を拡散する媒介としてとても危険と考えられているいる国も多いです。
台湾では毎年テング熱による感染ニュースもあります。
実は私も過去に一度テング熱に感染したことがあります。
症状は微熱が出て関節痛や倦怠感が出ました。
病院へ行って検査したらテング熱と診断され今からそのまま入院してと言われました。
私としては入院の準備もしてないし、仕事の段取りもあるので
一回帰ってもいいですか?と先生に聞いたら
先生
「いいけど、診断結果は伝えたよ。帰って死んでも知らないよ。ここにサインしてから帰って」
とあっさり
「先生‼もう少し引き留めて下さい。 そういわれて帰る人は少ないかも知れませんが
そんなにあっさり突き放さなくても。」
って思った記憶があります。
入院後の症状は微熱が続き、体中に発疹が出てきて手足がとても痒くなりました。
4日間くらいで退院できたと思います。
台湾の病院は基本的に入院患者の世話はしないようです。
食事なども制限のない患者さんには家族や知人などがもってきます。
私のような単身者は食事をお願いする事もできますが、ほんとに簡単なものですしUberで頼みましたか?みたいな時もありました。
日本にも生息してるの?「やけど虫」
次に「やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)」
このやけど虫(アオバアリガタハネカクシ)は日本にも生息しているようですが、一般的に住宅などには出てきません。
日本では森や田畑には確認される時があるようですが、台湾では普通に部屋に出てきます。しかも数匹まとめて出てくるときもあります。
この虫を見つけたら潰したり素手で払ったりしないように気を付けて下さい。
名前の通り大変なことになります。
もし体にとまってしまったら素手で触らず刺激しないようにそっと取り除いてその後流水でよく洗い流してください。
それでも皮膚に異常がでた場合は速やかに皮膚科へ行ってください。
みんなが苦手な「G」
次に「ゴキブリ」
こいつを可愛いと思う人は少ないでしょうがこいつはいたるところにいます。
嫌いな虫ランキングに必ず入ってくる強者です。
しかもデカい。とてつもなくデカい。
クワガタの雌かと思うくらいデカいです。
クワガタは素手で掴めるけどこいつは掴めません。
台湾の交通事情
台北市には地下鉄が網羅していて移動にはとても便利です。
そのほかの都市で地下鉄があるのは高雄です。
台北ほどではないですが、南北線、東西線ともに便利です。
その他バスや路面電車が各地にはあります。
それと台湾の移動手段と言えばバイクです。
二人乗りが出来るのでとても便利な移動手段として使われています。
台湾は日本とは反対の右側通行です。
気を付けなければいけないのは、本当に危険なことです。
特に南部はバイクが歩道を走ったり、信号無視をしたり、細い道でも徐行や一時停止をしません。
歩行者優先もありません。バイクは通れる隙間があればお構いなしにどんどん走ってきます。
車を運転する方はわかるかもしれませんが2車線ある道路で中央車線からいきなり右折してきます。(日本でいう左折)
日本のドライバーさんはたぶん
「あっここを左折したかったけど間に合わない」
と思ったら次の交差点で曲がったりUターンしたりすると思います。
しかし台湾のドライバーさんは自分の行きたい道を走ります。
今ここで曲がってきたら危ないでしょうと言ってもだって私はここを曲がりたいからという意見を主張してきます。
それが危険であるという事は二の次になっています。
こんなことでよく交通事故にならないんだなあと思う人もいると思いますが、交通事故はあります。はっきり言ってとても多いです。
普通に月一回は見ます。
多ければ週2~3回は見ます。
日本の方の認識で歩いていたら本当に危険ですので歩行者も注意して下さい。
今後も海外生活の事やエピソードなどを書きたいと思います。
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