今回は高雄の観光スポットと言えば欠かせない蓮池譚をご案内します。
この蓮池譚は高雄市北部にありますが、台湾高鐵(台湾新幹線)左營駅からタクシーで10分くらいです。
台湾人の観光地としても有名で地元の人も散歩やジョギングなどをしています。
蓮池譚は1686年の清朝時代に孔子廟を建立する際に作られた全長1.4kmにもなる人口池です。
多くの蓮が植えられている為、季節には花が綺麗に咲いています。
そんな蓮池譚の見所は、
①孔子廟
②龍虎塔
③春秋御閣
④啓明堂
⑤北極玄天
⑥鳳山県旧城
などがあります。
この記事を執筆している現在はコロナ過で簡単には海外旅行に行けませんが、行った気分になるように楽しんでください。
孔子廟
蓮池譚の北側に位置する孔子廟は1976年に現在の場所に移動しました。
こちらは名前の通り孔子を祀った廟です。
高雄の孔子廟は台湾でも最大級を誇り厳かな雰囲気に包まれています。
孔子廟の入り口です。
正面の大成門です。この門をくぐっていくと本殿があります。
孔子廟の営業時間は毎週月曜日は休館日で火曜日~日曜日の9時~17時までです。
観光ガイドにもよく載っている孔子廟の正面です。
孔子廟の中です。
中庭には小さな橋が施されています。
外壁です。この内側には喫茶店があります。
雰囲気を味わいながらゆっくりコーヒーやお茶が楽しめます。
龍虎塔
蓮池譚の湖畔にある龍虎塔。
この塔の上にも登れます。
入口は龍の口から、出口は虎の口になっています。
龍の口から入り虎の口から出てくると邪気が払われると言われていて、厄除けの意味になるようです。
夜はライトアップされていて、とても綺麗です。
くまモンも遊びに来てました。
春秋御閣
春閣、秋閣の二つの塔からなるこの春秋閣は1951年、武聖関羽を祭って建てられました。
二つの塔の間には騎龍観音像が建っています。
騎龍観音像には、観音菩薩が雲の間から龍に乗って現れ、自身のその姿の像を現在の場所に建てるよう信者に命じたという伝えがあります。
こちらが入口です。
入ってすぐに亀や魚がたくさんいる池があります。
餌を買ってあげることができます。
こちらも龍の口から春秋閣の塔に向かいます。
龍の体の中にはいろいろな壁画が描かれていて一つ一つに物語があるようです。
啓明堂
1899年に明徳堂として建てられ、その後1903年に啓明堂と改名されました。
向かいの春秋閣と同じく武聖関羽を祭った本殿です。
とても煌びやかな装飾で壮大さを感じます。
北極玄天
蓮池譚でもとても目立つ北極玄天上帝像。
道教で北方を守る玄武の守護神とされています。
玄帝像までの間にかかった橋の両脇には細かく作られた像が並んでいます。
足元に亀と蛇を置き、大きな剣を携えています。
玄帝像の大きさは22mもあるそうです。
写真では伝わらないくらいの迫力があります。
1階、2階それぞれに祭られた像があります。
飛び込みカラオケをどうぞ
入口脇で野外カラオケをやっていました。
年配者の方々が歌っていました。
この時丁度、テレサ・テンの愛人を日本語で歌っている人がいました。
旅の恥はかき捨てといいます。
是非思い切って歌ってみて下さい。
鳳山県旧城
清国時代に初めて台湾で建てられた城跡で一休古跡に指定されています。
東門は綺麗に保存されていて観る価値はあると思います。
丁度夕暮れ時間だったので奇跡の一枚も撮れました。
綺麗にライトアップされています。
山道を登っていくと防空壕のような跡が見られます。
また、見晴らしのいい場所にでると、蓮池譚の龍虎塔、春秋閣、北極玄帝がまとめて見ることが出来ます。
蓮池譚観光まとめ
台湾高雄の観光で絶対に欠かせない蓮池譚。
見所が多くて全部回るには丸1日必要かもしれません。
しかも結構歩くので行きたい場所を限定して効率よくいく方が良いかもしれません。
また、高雄の日中は日差しが強く、気温も高いので、午前中か昼過ぎくらいから半日で回れる予定を立てる事をおすすめします。
筆者も何日もかけて各所の写真を撮りました。
大きな廟は神聖な空気がありますのでパワースポットとしてもおすすめです。
執筆した現在はコロナで旅行が簡単には出来ませんが、観光旅行が出来るようになったら是非行ってみて下さい。
台湾旅行は時期によっては国内よりも安くなる時があります。
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